ニコン マウントアダプターFTZ レビュー!FマウントレンズでのAF検証。

マウントアダプターFTZ の紹介レビューです。

このアダプターを使用することで、

Nikonのミラーレスカメラ ZシリーズにFマウントレンズを使用することができます

・FTZの基本的なスペックとメリット

・注意点

・マウントレンズのAF速度、動作状況を撮影した動画

をキーワードに説明していきます。


はじめに

マウントアダプターFTZは必須

ミラーレスカメラ Zシリーズが発売されマウント変更され、Zマウントレンズを改めて購入することに躊躇している人も多いかと思います。

ですが、マウントアダプターFTZを使用すれば、ZシリーズでFマウントレンズを使用することができるよう設計されています。ただ、純正とはいえど規格の違うレンズ本来の性能が発揮できるのか、オートフォーカス速度が低下するのか、など、色々な疑問やモヤモヤがあると思います。

そこで今回は、Nikonのミラーレスカメラ Z6に マウントアダプターFTZでFマウントレンズを装着した場合の

オートフォーカスの速度をD850と比較しました。

動画もありますので、時間のない方はその動画だけでも見てもらえればと思います。

nikon Z6 本体写真


FTZの基本的なスペック

ニコン マウントアダプターFTZ

ニコン マウントアダプターFTZ

 ZシリーズのZ6 Z7に装着すると NIKKOR Fレンズ(いわゆるFマウント)を取り付けることができるマウントアダプターです。

大きさは、それなりに大きくてコンビニのおにぎりをギュッとしたくらいの大きさです。

寸法 約70mm(最大径、突起部除く)×80mm  厚みは30mm位です。
質量 約135g

装着するとこんな感じです。ボディくらいの厚さ分増しますね。

ニコン Z6 マウントアダプターFTZ

これには理由があってZ6 Z7は、ミラーレスなのでレンズ接続部から、光を受けるセンサー面までの距離が短いためです。これをフランジバックが短いと言います。

一方、今までの一眼レフカメラはミラーを上げ下げする分の空間が必要でした。

そのため、ミラーレスのZ6のセンサー面をD850のようなFマウントカメラのセンサー面を合わせる必要があるためです。

下の写真を見て頂けるとわかりやすいかもしれません。

D850 Z6


FTZのメリット

ポイントとしてNikonのHPで説明されている内容をまとめます。

NIKKOR Fレンズ 90種類以上が転用可能!

Nikonが今まで設計してきたレンズのAI NIKKOR以降の約360種のNIKKOR FマウントレンズでAE撮影が可能で、

さらにそのうちの計90種以上でAE/AF撮影が可能だと公式に認められています。

今まで使ってきた大切なレンズ、お気に入りのレンズも転用できます。

 

NIKKOR Fレンズ+ニコンデジタル一眼レフカメラと同等のAF・AE性能、画質が得られます!
Fマウントレンズを転用した場合でも、Nikonのお墨付きで、本来のFマウント一眼に装着した場合と同等の画質を確保できるようです。
ここまで考えて設計してくれているのは、ニコンがユーザーの資産を大切にしてくれているからだと感じでいます。
可動部をはじめ随所に効果的なシーリングを施し、Z 7、Z 6と同等の防塵・防滴性能を確保しています!
これもいいですね。ニコンといえば、防塵防滴。確かに装着した時の一体感はあります。
ボデイ内手振れ補正がFマウントレンズでも使える!

Fマウントレンズには、手振れ補正の付いていないレンズが多々あります。

画質優先で設計されているF1.4シリーズなどは手振れ補正機能が搭載されておりませんが、

このZ6でアダプターを接続して使えば、Fマウントレンズも手振れ補正になります。

これは本当にいいです。逆に今までのFマウントレンズが勝手にパワーアップしたように感じます。

D850 Z6

瞳AFがFマウントレンズでも使える!!

Fマウントボディではできなかったことが、Z6にするだけで。瞳フォーカスも今までのレンズで使用可能になります。

以下の動画は、Z6にFマウントレンズのAF-S NIKKOR 105mm f/1.4 EDを装着した状態で、

瞳フォーカスの作動を試したものです。

十分追従できており、Zレンズとの差は感じませんでした。

 


FTZのデメリット・注意点

注意! 1300gを超えるレンズをカメラに装着した状態で、カメラだけを持ったり、カメラのストラップを使ったりしないでください。カメラのマウント部分が破損するおそれがありますので、必ずレンズを持ってください!
これは、唯一の注意点ですね。
レンズが重たいとレンズとアダプターの接続部に力が大きくかかり、ポキっと折れてしまうようですね。
少しの安全性を見込んでいるとは思いますが、Fマウントの大三元 AF 70-200mm f/2.8などは、約1430gなので注意が必要ですね。
他にも望遠レンズは多々ありますが、1300gが目安ということで覚えておくと良いですね。
せっかくの軽さ小ささが若干損なわれる。
Z6はバッテリーを含んで約675g このアダプターを装着すると810gになります。
一眼レフのD850は約1005gなので、190g差になります。また、厚みも30mmほど増加するので、せっかくの軽さ小ささが損なわれます。

それでもD850に比べたら小さいですけどね。


Fマウントレンズでの、AF比較

Fマウントレンズの大三元ズームレンズの以下の3本

①AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

②AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

③AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

をZ6に装着した場合と、本来の純正組み合わせのD850に装着した場合の

オートフォーカスの速度の違いを観測してみました。

詳しくは以下のYouTubeにアップしましたので見て頂ければ思います。

 


まとめ

Nikon Z6に マウントアダプターFTZでNikon Fマウントレンズを装着した場合、本来の純正組み合わせであるD850+FマウントのAFスピードとの 大きな差異は確認できませんでした。

数回のテスト中、若干の遅さ、迷いがたまに見受けられましたが、十分に実用範囲内であり、 マウントアダプターFTZ でのFマウントレンズの運用は実用的なものであると感じました。

ただ、動きの速い被写体をAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRで撮影する場合には、本来のD850で用いた場合の方が早いように感じました。

まだまだ撮影テストが少ないので、また次回新たな発見があったら報告したいと思います。


最後に

動画でも見て頂けるとわかりますが、オートフォーカス速度も大差なく、マウントアダプター FTZを用いて、Fマウントレンズを使用することは、十分に使えると感じています。

特に良いと感じているのは、FマウントレンズのF1.4シリーズをはじめ、Fマウントの神レンズを手振れ補正化、瞳フォーカスで使用できる点でした。

Zマウントが開始され、今後新しいZマウントレンズが増えることはロードマップでも明示されていますが、まだまだ出揃うまでに時間がかかりそうですし、それにそれなりの値段になりそうです。であれば、充実しているFマウントレンズで、値段も落ち着いた評価の高いFマウントレンズを購入し、Zマウントレンズと共存する方法が一番良いと思います。

逆にFマウントレンズの値段が下がれば狙い目だと感じています。

 

少し長文となりましたが、Z6の購入で悩んでいる人の判断のお役に立てれば幸いです。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

Z6の詳細なレビューも書いていますので、そちらも是非、読んでみてください。

参考記事:「Nikon Z6レビュー!瞳AF搭載! 作例とD850との比較


この記事で紹介した機材

Nikon マウントアダプターFTZ
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ニコン Z 6 24-70+FTZマウントアダプターキット
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FTZ
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