こんにちは。よーきーです。
小学校の運動会に行ってきました!
ニコンZ7Ⅱでの運動会は初めてだったのでその時の振り返り、
1年後の自分への備忘録としてまとめます。
②反省点・改善点
③Z7Ⅱでの運動会の撮影体験の感想
今回の撮影でよかったと感じた所

Z7Ⅱ+NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
運動会は毎年撮影しているのですが、今回、初めてニコンのミラーレス機で挑みました。
使用した機材は
・Z7Ⅱ
・NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
です。
Z7ⅡはZ6Ⅱに比べて連写性能は劣りますが、高画像を活かしてクロップ撮影すれば、
擬似的に300mmF2.8になります。
小学校の運動場はそれほど広くなく焦点距離300mmもあれば十分でした。
グラウンドに沿って走る徒競走の場合、スタートかゴールのどちらかしか撮れません。
今回の撮影では、
スタート地点で焦点距離70mmで撮影し
の場からゴール地点を狙いゴールテープ位置を狙いました。
ゴールまでの間に余計な遮蔽物となる人がいないことが前提ですが、
今回はこの方法で両方撮ることができました。
Z7Ⅱ+70−200mmの本気を発揮できたと思っています。
テレコンは不要だった
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sはテレコンを装着することができます。
でも今回は付けませんでした。
理由は、AF性能と明るさが犠牲になるからです。
小学校の運動会と言えども、かなり動きの早い場面が多いです。
特に徒競走や、ダンス演目の場合は被写体の位置がどんどん移動するのでAFをフル稼働させる必要があります。
一応、カバンに忍ばせていましたが、結果、使わなかったです。
運動場の広さにも寄りますが、私の場合は300mmで十分でした。
静止画だけではなく動画もとても喜ばれた
今回は、静止画だけではなく動画も要所要所で撮影していました。
ダンスの演目で、曲の1フレーズと、最終のフィナーレの拍手が入るタイミング
で撮ってあとで編集で繋げました。
一眼レフでの撮影なので、ボケ量も大きく、より印象的な動画に仕上がって自分でも結構気に入っています。
子どもたちの顔を音楽の著作権の問題があるので、お見せできないことが残念です。
Z7Ⅱでの動画撮影は、手振れ補正がかなりしっかり効くので、全て手持ち撮影で問題ありませんでした。
また音の質もしっかり録音できていました。
風切り音も少なく、ダンスの音、小道具の旗を振る音もちゃんととれていました。
Z7Ⅱに限らず、ニコンのカメラは動画機能の十分なんだなと今回の撮影で実感しました。
あまり使っている人は多くないと思いますが、是非使ってみてください。
運動会で何を撮るか

運動会の撮影は、
「ザ・運動会!」のような写真を撮りがちですが、
一番大切なのは、子どもたちの豊かな表情を撮ることだと思っています。
演技中はもちろんですが、
入場門でソワソワしている顔
徒競走であれば走る直前の緊張の顔
演技終了後の喜びと安堵した顔
演技後、親子で話している時の笑顔
など、演技中以外の方がリアルな写真が撮れます。
なので私は、競技中以外の表情、周囲の状況も写すことを心がけています。
子どもたちが後で見返したときに、
これだけたくさんの人に囲まれて愛されていたことを実感してくれたら嬉しいなって思っています。
運動会の撮影のポイント【共通】
撮影位置の確認
運動会が始まる前の情報収集はかなり重要です。
・プログラムの把握
・演目中の立ち位置の確認
最近の運動会は、カメラマン席を用意してくれています。
前のプログラムの段階から最前席を確保できるように準備しましょう。
引も寄も撮る
どうしても子どもたちの顔を大きく写したくなりますが、周囲の状況も写るように撮って、その場の雰囲気も大切にしましょう。
人物以外のカラーコーンやゴールテープなど、運動会のアイテムも撮っておくといいです。
撮ってから後悔する
枚数はたくさん撮ることが大切です。
ピントが合っていても、被写体の表情がいい顔しているかはわからないです。
特に運動している最中なので顔が重力で歪むのでいい顔を撮ってあげたいです。
自分も動きやすく荷物は最小限
運動会はカメラマンもかなり移動します。
入場門、演技位置、演技中移動、スタートかゴール地点、退場門
演目が始まると、頭と体をフル回転させます。
一番いいシーンは絶対に逃したくないので、
そのために別のシーンを諦めることも大切です。
動画撮影時のポイント
構図は横構図で固定する
運動会のハイライト動画を作ることを考慮して、できるだけ横構図で固定した方がいいです。
編集でなんとかなることは後でいい
少しのズームや移動は後で編集でどうにかなります。
・ちょっと引き気味で撮っておく
・ボディ内クロップされるので、画角は小さくなるので注意
現場で重要なのは、手ブレ、ピントズレを最小限にすることです。
できるなら4K
4kで撮影すれば後からクロップでズームや余計な部分を切ることができます。
データ量は重くなりますが、編集時の自由度が全然違うのでできるだけ4Kで記録します。
レンズとカメラ設定【共通】
レンズ
運動会は、レンズ勝負です。
被写体は遠いので、望遠レンズがないと話になりません。
レンズは焦点距離300mmもあれば被写体の全身を写真いっぱいに写すことができます。
逆に広角は不要です。休憩時しか出番がありません。
カメラ
できるだけ、レンズの明るさを1番明るく設定し少しでもシャッタースピードを稼ぎます。
晴れの日でも、徒競走など動きの早い競技を撮る際には必須です。
ISOはオートで上がるように
とにかく手振れを抑制できるようにします。
三脚は使いません。他の人の邪魔になります。
子どもたちの人間関係内にいるので礼儀正しく、
モラルを守って撮影します。
あとは周囲の目を気にせず連写しまくる!
Z7Ⅱの設定のポイント
・徒競走でサイレントシャッターは使用しない
・FX DXをすぐに切り替えられるようにする
・AF設定は、ダイナミックAFが使いやすかった
・動画は別途AF設定を設定しないといけないこと忘れない
・容量と電池は気になった時点で差し替える
今回バッテリーは1本で大丈夫だったけどギリギリでした。
反省点と教訓のまとめ

サイレントシャッターは使わない
連写性を優先して今回はサイレントシャッター(電子的)で撮影しました。
ですが、レースの時の背景に歪みが発生してしまいました。
ローリングシャッター現象というやつです。
次回からは、メカシャッターでできるだけ歪みを軽減できるようにしたいです。
臨機応変
現場の状況はカメラマンのことを考慮してくれません。
急に演目位置が変更になっていることもあるし、自分自身が良いポジションを確保できるとも限りません。
現地の状況全てを把握して、臨機応変に対応することがかなり重要です。
これは何度も運動会撮影を行い、経験値を得るしかないと思っています。
最後に
今年は、コロナの影響で時短で少しだけの演目でしたがとても感動しました。
音楽に合わせた演目もとても観ていて楽しかったです。
コロナ禍でマスクをつけて短い時間の中でがんばったんだと思うと本当に泣いていました。
素人カメラマンですが、子どもたちん素敵な笑顔と頑張っている姿をもっと良い写真として残したいなって実感しました。
また来年までもっと自分も成長できるように頑張っていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。