ニコンの中望遠レンズ
AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDのレビューをします!
私が今まで使用したレンズの中で一番衝撃を受けたレンズです。この気持ちを皆さんと共有します!
AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDのレビューをします!
私が今まで使用したレンズの中で一番衝撃を受けたレンズです。この気持ちを皆さんと共有します!
①AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDの特徴
②使ってみた感想(良・悪)
③F値のよる描写の変化のサンプル写真
④作例
⑤今から買う価値があるのか
②使ってみた感想(良・悪)
③F値のよる描写の変化のサンプル写真
④作例
⑤今から買う価値があるのか
(参考出典:ニコン公式HP)
このレンズの凄いところ
衝撃的な描写力
①圧倒的な描写力
初めてこのレンズで写真を撮って背面モニターで確認した瞬間、その描写力の高さに衝撃を受けました。
今まで撮ってきたレンズの描写と明らかに違っていて、
被写体がグッと浮かび上がり、背景がボワッとボケる
目で見ている世界を「切り取っている感覚」があるレンズです。
このレンズで撮影すれば「その場の空気さえも描写しているような」写真になります。
②写真が上達したと騙される
このレンズで撮影すると「この写真めっちゃいい」と感じる写真が撮れてしまいます。
その理由は、メインの被写体がグッと浮かび上がり、
何か撮りたかったが明確に伝わる
からです。
写真が上手な人は、背景ボケボケの写真でなくても「伝わる写真」をとることができます。
このレンズを使うと、勝手に被写体がはっきりするので、写真が上達したと勘違いしてしまいます。
それくらいこのレンズは「描写力」が高すぎるレンズです。
私は素人カメラマンですが
このレンズに負けないような技術を身につけないと
という気持ちになり、さらに写真活動が楽しくなりました!
このレンズに負けないような技術を身につけないと
という気持ちになり、さらに写真活動が楽しくなりました!
③このレンズは特別
私は現在、ニコンZマウントのカメラとレンズも使用していますがこのレンズは今でも第一軍です。
もしこのレンズを落として壊してしまっても、新品で買い戻すだろうな
と思えるくらい、ずっと使いたいレンズです。このレンズでしか撮れない写真が確実にあります。
このレンズを使いこなせるようになれば、他のどんなレンズも使いこなせるくらいカメラが上達すると感じています。
このレンズは本当に衝撃的な描写をします。
ニコンのカメラを使っているのであれば、一度は使ってみて欲しいレンズです。
ここからは、より詳細にレビューします。
実際につかってみた感想
①サイズについて
重い、太い、でも絶対に持っていく
このレンズは重く、太く、携帯性は優れていません。
長さ:約94.5mm(最大径)×106mm(レンズマウント基準面からレンズ先端)
重さ:約985g
フィルターサイズ:82mm
最短撮影距離:1m
重さ:約985g
フィルターサイズ:82mm
最短撮影距離:1m
F2.8通しのズームレンズくらいの重量とサイズ感です。
単焦点レンズはズーム機能を持たない分、軽いものが多いですが、
このレンズは、軽さや携帯性などを犠牲に「描写力に特化」しています。
本当に重たく、手首が疲れてきますが、
レンズの描写に惚れてしまうと我慢できます!
レンズの描写に惚れてしまうと我慢できます!
②ボケ量とAFについて
ボワッと溶ける背景
このレンズのF値は、F1.4でニコンのレンズの中でもかなり明るい部類に入ります。
105mmという焦点距離も合間って、背景ボケボケの写真を撮ることができます。
被写界深度が浅い(ピントの合う範囲が狭い)ため、ピント調整はかなり神経を使います。
AF(オートフォーカス)の速度は、爆速ではありませんが早い部類に入ると思います。
③Z7Ⅱでさらにパワーアップ
手ブレ補正・瞳AFで最強に
このレンズには手ぶれ補正機能はありません。
Z7Ⅱには「ボティ内手振れ補正」「瞳フォーカス」機能があるのでこの「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」が最強になりました。
ピント面のシビヤさ、手振れ補正をボディ側で制御できるので、
描写力に特化したことによって生じたデメリットを完全に潰してくれています。
最強の鉾・最強の盾というイメージです。
Z7Ⅱボディとのバランスもよく、個人的には持ちやすくなったと感じています。
Z7Ⅱボディとのバランスもよく、個人的には持ちやすくなったと感じています。
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作例
このレンズはポートレート撮影で本領を発揮します。
背景から浮かび上がらせることができるので、主役を際立たせることができます。
F1.4という明るさと105mmという焦点距離で撮影すると、背景から被写体を浮かび上がらせることができます。
浮かび上がりすぎで、合成写真みたいに見える時もあるのでF1.4ばかり乱用しないほうがいいかもって感じています。
105mmという焦点距離で撮影すると、全体は写せないので「部分を切り取る」というイメージが強くなります。
どの面にピントを合わせるかを慎重に判断しないと、以下の写真のように、何にピントを合わせたかったのか優柔不断な写真になってしまいます。
この灯篭の文字にピントを合わせたつもりだったのですが、若干ずれている気がします。
ただ、この前の灯篭も後ろの灯籠がなだらかにボケており、バシッと取れればより切り取ってる感が出た写真になりそうです。
このレンズで遠く抜けた空間を撮影すると奥行き感を表現することができます。
この踏切から撮った写真も現地では何気無く撮ったものだったのですが、
家に帰ってきてパソコンのモニターでみると、おぉという感じで奥行感の感じられる写りに少し笑みがこぼれました。
[itemlink post_id=”1469″]Fマウント F1.4シリーズ
優秀な3兄弟
私はこの「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」を含めF1.4シリーズの3本のレンズを使い続けています。
残りの2本は兄弟のような位置づけだと思っています。
28mm 58mm 105mmとバランスの取れた焦点距離で、この3本あれば色んな場面に対応できます。
それぞれぶっ飛んだ性能をしています。
レビュー記事を書いていますので良かったら読んでみてください。
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
レビュー記事:AF-S NIKKOR 58mm f/1.4E G レビュー
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レビュー記事:AF-S NIKKOR 58mm f/1.4E G レビュー

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最後に
AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDのレビューを行いました。
このレンズは本当に特別なレンズです。
Zマウントユーザーの方でも、
「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」
は本当に使ってもらいたい本当におすすめできるレンズです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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