NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S 【考察レビュー・Z70-200との比較】

 

こんにちは。よーきーです。
ニコンNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sが発表されました。
ニコンZレンズの中でも珍しいライトバズーカの登場です。
他のZレンズとの比較も行いましたので、皆さんと共有します。

 

簡単に要点をまとめましたので、皆さんと共有します。

①NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sの良いところ
②他のZレンズとの差
③このレンズを選ぶ理由

(参考出典:ニコン公式HP

基本情報

Zの中では画質と焦点距離がちょうど良い、総合点が高いレンズです。
2021年2月4日発売です。
予約販売受付は、11月2日10時より開始です。
価格は、希望小売価格:385,000円
実売価格は32万円前後で予約販売が開始されています。
焦点距離 100-400mm
最短撮影距離 撮像面から0.75〜0.98m
最大撮影倍率 0.38
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最大絞り f/4.5〜5.6
最小絞り f/32〜40
フィルターサイズ 77mm
寸法 98mm×222mm
質量 約1355g(三脚座含むと約1435g)
1355gで手持ち可能なライトバズーカの登場です。

実機を触った感想

ニコンプラザで先行展示を見てきました。

外観デザインはNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

をベースに、先端が太くなった感じでした。

持った感じはずっしりきますが、手持ちでも十分取り回しができる範囲でした。

ズームすると先端が8センチほど飛び出ますが、

内部で重心位置が変わらない機構になっているようで、

ズームしても持っている感覚は変わらなかったです。

写真データ

大阪のニコンプラザで実機の写真データを持ち帰って良いと言われたので、少しだけですが持って帰ってきました。

■100mm

■400mm


■100mm
■400mm

■100mm
■400mm

このレンズの良いところ

ニコンZ初のライトバズーカ

①手持ち100-400mm(手振れ補正内蔵)

ニコンFマウントではなかった、100-400mmの焦点距離を1355gで実現した

ニコン初のライトバズーカとなりました。

手ブレ補正も内蔵されていて、ニコン史上最高の5.5段です。

Z9と組み合わせるとシンクロVR(手ブレ)機能で、ブレ効果がカメラ本体側でも補正されるようになります。

②テレコン対応で最大800mmに

ニコンZマウントのテレコンバーター

Z TELECONVERTER TC-1.4x

Z TELECONVERTER TC-2.0x

にも対応しており、最大800mmまで焦点距離を伸ばすことができます。

Z TELECONVERTER TC-1.4x

は特に、画質の劣化が見られないくらいの描写力を維持できるので、

手持ち560mmで高画質が写真を撮ることができます。

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③描写特化の「Sライン」

このレンズは、ニコンレンズの中でも高画質なレンズ「Sライン」シリーズで発売されます。

今後発売が予定されている、「Z200-600mm」はSラインではありません。

400f2.8 など100万円を超えるレンズを除くと、

「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」は一番身近な高画質な望遠レンズだと言えます。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの方がいい?

ニコンZレンズからは、「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」が発売されています。

このレンズにテレコンを使用すれば、最大400mmまで撮影することができます。

「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」はテレコン無しで400mmまで撮影することができるので、よく似ています。

Zマウント ズームレンズ  焦点距離 重量 価格
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S 100-400mm 1355g 32万円
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S 70-200mm 1360g 27万円

重さはほぼ同じです。

70-200のテレコンを使用するとF5.6になってしまうので、レンズの明るさも同じになります。

テレコンの分 約270g重たくなりますが、70-200F2.8のAFスピードと画質は現段階でニコンZ最強のスペックになるので、

400mmが目的であれば、

「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」+Z TELECONVERTER TC-2.0x

の組み合わせの方が、いろんな場面に対応できる汎用性の高いレンズになると個人的には思います。

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Z TELECONVERTERのレビュー

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ニコンZマウントレンズも充実してきて楽しくなってきました。

別の記事では、ニコンのカメラやレンズのレビューをしています。
良かったら見ていってください。
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