ニコンからZマウント初のマイクロレンズ
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8が発表されました。
ニコンプラザで実機も触ってきましたので、その感想も含めて情報を共有します!
②特徴・旧型との比較
③実機のファーストインプレッション
④同時発売の「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」
実機を触った感想

ニコンプラザで実機を触ってきました!
①よく写る

試写させてもらいましたが、よく写っているなと素直に感じました。
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
を試写したあとに触ったので、少し感動は少なかったかもしれません。
オートフォーカスも速い部類に入ると思います。
②小さい!
撮影時は、レンズ前面がビヨーンと飛び出してきます。
このレンズの良さは、気軽にマイクロレンズを持ち運ぶことができることが良いんだと思っています。
よりも短いのでスナップレンズとして欲しいなと感じました!
要点
①5cmまで寄れる
ニコンZマウントレンズの中で一番「寄れる」レンズです。
被写体に5cmまで寄って撮影することができます。
②軽くてコンパクト
このレンズは約260gしかありません。(撮像面から0.16mまで寄れる)
既に発売されている「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」は415g です。(撮像面から0.4㎡まで寄れる)
Zマウントレンズの単焦点レンズでは最軽量です。
レンズ名 | 寸法 | 重さ | 実売価格 |
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S | 84.5×108.5mm | 505g | 12.5万円 |
NIKKOR Z 24mm f/1.8 S | 78×96.5mm | 450g | 12万円 |
NIKKOR Z 35mm f/1.8 S | 73×86mm | 370g | 10万円 |
NIKKOR Z 50mm f/1.8 S | 76×86.5mm | 415g | 7万円 |
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 | 74.5×66mm | 260g | 9万円位 |
「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」よりも「寄れる」ので汎用性は高いです。
基本情報
発売日:2021年6月25日 (予約開始6月4日10時~)
メーカー希望価格:94,160円(税込)
旧型は今でも8万円くらいするので高くはない設定ですね。。
型式 | ニコン Z マウント |
---|---|
焦点距離 | 50mm |
最大口径比 | 1:2.8 |
レンズ構成 | 7群10枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ1枚、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) |
画角 | 47°(撮像範囲FX) 31° 30′(撮像範囲DX) |
ピント合わせ | 前群繰り出し方式 |
最短撮影距離 | 撮像面から0.16m |
最大撮影倍率 | 1倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | 撮影距離が∞のとき:f/2.8 撮影距離が0.16mのとき:f/5.6 |
最小絞り | 撮影距離が∞のとき:f/22 撮影距離が0.16mのとき:f/32 |
フォーカス制限切り換えスイッチ | FULL(∞~0.16m)と0.3m-0.16mの2段切り換え |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 46mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約74.5mm(最大径)×66mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約260g |
付属品 | • レンズキャップ46mm LC-46B(スプリング式) • 裏ぶた LF-N1 • HN-41 • レンズケース CL-C1 |
旧型から進化した部分
①小さくなった
(参考出典:ニコン公式HP)
普通の単焦点レンズとしても使えそうですね。
②最短焦点距離がさらに短く
撮像面から0.16mで撮影することができるようになりました。
(旧型は0.185m)
③倍率と距離が認識しやすくなった
撮影倍率によって前玉部分が飛び出します。
「1:1」と書かれている状態で、0.16m(5cm)まで寄ることができます。
「1:1」は等倍撮影の意味です。実物と同じ大きさで撮影することができます。
被写体全部を同じ大きさで撮影できるってことです。
同時発売NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
最後に
私は、
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
を買う予定です!
また追加情報があれば更新していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
良かったら見ていってください。