NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sレビュー【作例・旧型Fマウントとの比較】

ニコンのミラーレス一眼レフ機 Zマウント専用の大三元ズームレンズ

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S を購入しましたのでレビューを行います。

この記事では、

①NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの特徴・要点まとめ

②実際に使ってみた使用感、メリット・デメリット

③旧型との比較

④作例

を要点をまとめて説明しています。

↓目次↓から気になる部分へ飛んでください。

特徴・要点

神レンズ13年ぶりの更新

①光学性能の向上

ニコンのZマウントレンズは「光学性能」に特化した設計になっています。

旧型の「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」は神レンズと言われていたレンズで、

他社のカメラを使っている人も、アダプターを使って使用していた人もいるくらいだったようです。

Fマウントでは13年間も第一線で働いていました。

Zマウントでは大口径によりさらに光学性能が向上し登場しました。

レンズの性能を見る上で指標の一つとしてMTF曲線を比べてみてもZマウントの方が解像度が高くなっていることが確認できます。

ワイド端は改善の幅が大きく、Zマウント大三元レンズの中でも一番向上したレンズになっています。

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②収差・解像度の向上

これはニコンの公式HPにある参考例ですが、画面の端の方でも星が流れず点で描写されていることが確認できます。

下の写真は私が撮影した写真です。都市部でもF/2.8の明るさであれば星と撮ることが出来ます。

③フィルターが付けられる

前面に112mmという大きなフィルターを付けることができます。

ニコン公式でも発売されていますし、フィルターメーカーさんからも112mmフィルターが発売されています。

旧型Fマウントとの比較

出目金ではなくなった

型式 Zマウント Fマウント
レンズ構成 1116枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、アルネオコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) 1114枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコート)
最短撮影距離 撮像面から0.28m(ズーム全域) 0.28m(焦点距離18mm24mm

0.3m(焦点距離18mm未満)

最大撮影倍率 0.13 0.14
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り) 9枚(円形絞り)
最大絞り f/2.8 f/2.8
最小絞り f/22 f/22
フィルターサイズ 112mm
フィルター枠 レンズ後部に装備
寸法 88.5mm

×124.5mm

98mm

×131.5mm

質量 650g 970g

①小さく軽くなった

Zマウントになり320gも軽くなりました。

大三元レンズが重い大きいというイメージでしたが、650gという軽さでF2.8の明るさを使用できるのはかなり嬉しい進化です。

②出目金ではなくなった

Fマウントでは出目金レンズでした。

前面フィルターが付けられないので、ぶつけてしまいそうになったり汚れを拭き取る時に神経を使ったりと扱いに困る部分がありました。

外観レビュー

①レンズ モニター

大三元レンズにはレンズ上面にモニターがあります。

②リアフィルターが付けられる。

マウント部分には、ゼラチンフィルターを付けられるスリットがあります。

③2種類のフード

このレンズには2種類のフードが付いてきます。1つ目はフレアを抑えるフードです。

フードの内側はモフモフした素材になっていて、反射を抑える効果があります。

2つ目のフードは、112mmの円形フィルターを付けることができます。

私は買っていませんが、ニコン純正だと5万円くらいします。

④2種類のレンズキャップ

レンズキャップもフードと同様、2種類付いてきます。

1つ目のレンズキャップは、Fマウントと異なり出目金レンズではないのでピッタリ装着でき、かなりコンパクトに持ち運びできます。

2つ目のレンズキャップは、112mmのフィルターが付けられるフードに装着します。

直径12センチもあるので、かなり大きくなります。

作例

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動画の作例

1分程度の動画ですので是非見ていただければと思います。

最後にv

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 総まとめ:ニコンZマウント大三元ズームレンズ考察レビュー

Z7ⅡZ6Ⅱのレビュー

Z6のレビュー

Z5のレビュー

このブログの「Gallery」のページを随時更新していきますので、良かったら見ていってください。よろしくお願いします。

最後に

今回は、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S を購入しましたのでレビューを行いました。

まだまだ使いこなせていませんが、これからバシバシ使っていきます。

感じたことや注意点などがあれば、随時更新しきますので、また来てくださいね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。


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