NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sレビュー作例とNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの考察 

今回はニコンのZマウントレンズ NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレビューを行います。

・このレンズの特徴・他のレンズと比較して良い点

作例

・2020年10月に発売されるNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの考察 

・FマウントF2.8、ZマウントF2.8とF4の比較表

がメインの記事です。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

 

特徴・他のレンズと比較して良いところ

フィルターが付けられる14mm画角

①フィルターが付けられる14mmはニコンだけ

F4通しの広角ズームレンズは、キャノン、ソニーからも発売されていますが、

14mmという広角画角でかかつ、レンズ前面にフィルターを付けられるレンズはニコンだけです。

キャノンは、16mmと少し狭くしてフィルター対応、

ソニーは出目金レンズで12mmですが、フィルターが装着できません。

ニコンはその中間でいいとこ取りしているスペックになります。

広角の1mmはその画角に大きさ差がでますが、フィルターを付けられるなら12mmより14mmの方が撮影の幅が広がります。

②小さく軽い

 

485gでこのクラスのレンズでは軽い方です。(キャノン615g、ソニー565g)

持ち運び時には、約89mm(最大径)× 85mm(沈胴時)になりコンパクトになります。

普段、私は、AF-S NIKKOR14-24mm f/2.8G EDを使用していて、その重たさと大きさに少し悩んでいました。


作例


NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの考察

13年ぶりの更新! 待望のフィルター装着可!

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

①13年ぶりに更新

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ニコンはFマウントレンズとしてAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDを2007年に発売しました。

F値が2.8で通ったいわゆる大三元レンズの一角を担ってきました。(作例はこちら)

◾️ AF-S NIKKOR14-24mm f/2.8G ED

◾️ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

◾️ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

このレンズだけが、13年もFマウントでは更新されず、Zマウントでの更新となりました。

この「AF-S NIKKOR14-24mm f/2.8G ED」はかなり評価が高く、当時はキャノンのカメラを使っている人が、

マウント変換アダプタをしようしてでも使っているカメラマンがいたようです。

13年ぶりの更新ということで、その描写力がどのくらいあがっているのか期待が高まりますね。

②デメリットを克服

Fマウントでは出目金レンズのためレンズフィルターをつけることでできませんでした。

保護フィルターもなし、NDフィルターも付けられない仕様で、

フィルターメーカーから発売されている角フィルターを装着する別売りのキットを購入する必要がありました。

ですが、今回のZマウントからは前面にフィルターが付けられます。

(フィルター径は112mmという特大サイズで、値段も高くなります。)

フィルターが付けられるだけでかなりの改善だといえますが、フィルターが高いです。

ニコン14mm〜の広角レンズの比較表

型式   Z 14-30mm f/4 S Z 14-24mm f/2.8 S AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
焦点距離   14mm-30mm 14mm-24mm 14mm-24mm
レンズ構成   1214枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ4枚、ナノクリスタルコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) 1116枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、アルネオコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) 1114枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコート)
最短撮影距離   0.28m(ズーム全域) 0.28m(ズーム全域) 0.28~0.3m
フィルターサイズ   82mm 112mm

バヨネットフード HB-97使用時のみ装着可能

フィルター装着不可
後部フィルター   無し レンズ後部に装備 無し
寸法   89mm×

85mm

88.5mm×

124.5mm

98mm×

131.5mm

質量

 

485g

650g

970g

どれを買う?

①機動性を求めるならNIKKOR Z 14-30mm f/4 S

まずは、重量が約485gなので、機動性に優れます。

Fマウントの14-24 F2.8は、約970gです。

Zマウントの情報はまだ出ていないですがおそらく同程度の約900gは超えると思われます。

そのため、普段使いや、旅行に手軽に持っていくからF4の方が楽しめると思います。

私も実際使ってみて、その軽さ、コンパクトさのすごさを実感しています。

②最新設計のF2.8が欲しいならNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

参照元:ニコンHP

レンズを比較する上で、指標となるのがMTF曲線になります。

表上部の1に近い方が良いのですが、最新設計のNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの方が1に近い曲線になっており、

13年の歳月を感じます。Zマウントの大口径の恩恵によるものも影響しています。

そのため、価格差はありますが、余裕があるなら最新設計の方が良いですね。

 

③少し安いNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

この下の写真は、AF-S NIKKOR14-24mm f/2.8G EDで撮影したものです。

インターバル撮影し、比較明合成したものですが、奈良市内でもF2.8の明るさにより十分に星が写ります。

13年前のレンズですが、まだまだ現役で使用できるレベルだと感じています。D850の高画素機ですが、きちんと描写できています。上記の最新設計のものと比較すれば、違いは出ると思われますが、価格も少し安いですし、中古も出回っているので、広角レンズを少しでも安く買いたい方にはおすすめです。でもZカメラを使用しているなら、①か②で検討されることをお勧めします。

比較明合成

最後に

今回はニコンのZマウントレンズ NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレビューを行いました。

年末には、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S が発売されるので、今買うか悩みますが、

この小ささで機動性に優れているのに、描写力も高くフィルターも使える形状なので、

買って損はないと思います。実際、私もすごい楽しいレンズだと感じています。

 


関連記事でZ6とZ5の考察記事も書いていますので、購入の参考にしてもらればと思います。

参考記事:Z6のレビュー

    :Z5のレビュー

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。


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