こんにちは。
今回は、ニコンのZ50というミラーレス一眼に搭載されている
「クリエイティブピクチャーコントロール」についてのレビューを行います。
クリエイティブピクチャーコントロールの位置付け
写真の撮影時には、3種類の設定が必要です。
1、シャッタースピード
2、ISO
3、絞り
この3つを設定し、シャッターボタンを押すことで写真が撮れます。
「クリエイティブピクチャーコントロール」は、この3つの要素の後に
「色」を操作する4番目の設定になります。
ニコンZ50をはじめ、Nikon Z6やZ7、一眼レフのD780など最新のNikon機には、
「クリエイティブピクチャーコントロール」という機能が入っています。
この機能は、簡単に言いますと「雰囲気を変えるフィルター」です。
今は、撮影した後に、RAW現像で最終レタッチする際に、
色味をコントルールされる人が多いと思いますが、
このピクチャーコントロールは、現場でその場で方向性を決めることになります。
27種類のピクチャーコントロール
今までピクチャーコントロールは7種類だけでしたが、
Z50など最近機種には、新規の20種類が追加されています。
基本の7種類
- スタンダード
- ニュートラル
- ビビット
- モノクローム
- ポートレート
- 風景
- フラット
クリエイティブピクチャーコントロール
- ドリーム
- モーニング
- ポップ
- サンデー
- ソンバー
- ドラマ
- サイレンス
- ブリーチ
- メランコリック
- ピュア
- デニム
- トイ
- セピア
- ブルー
- レッド
- ピンク
- チャコール
- グラファイト
- バイナリー
- カーボン
たくさんあって、悩んでしまいますが、
状況に応じて気分次第で、直感で選んで良いかと思います。
作例
作例
被写体を固定して撮影しましたので、違いを見てもらればと思います。
スタンダード
ニュートラル
ビビット
モノクローム
ポートレート
風景
フラット
ドリーム
モーニング
ポップ
サンデー
ソンバー
ドラマ
サイレンス
ブリーチ
メランコリック
ピュア
デニム
トイ
セピア
ブルー
レッド
ピンク
チャコール
グラファイト
バイナリー
カーボン
まとめ
今回は同じ被写体で、ピクチャーコントロール変えて撮影しただけですが、
雰囲気が大きく異なります。
撮影の際、
1、シャッタースピード
2、ISO
3、絞り
を考えることが基本ですが、
このクリエイティブピクチャーコントロールは、
その場の空気感や、自分がどう表現したいかを考え、選択することで
より、写真の表現の幅が広がると思います。
ニコンのCapture NX-D というソフトを使えば、後からでも適用できますが、
現場で感じたことを現場で仕上げる方がより伝わる写真になると思っています。
また、自分のカラーではないですが、
好きなピクチャーコントロールを見つけ使いこなすのも楽しめると思っています。
私は、青系のモーニングとブリーチが好きです。
最後に
ニコン機を使っている人でも、
このピクチャーコントロールを使用している人って少ない気がしています。
私もD850では、基本のピクチャーコントロールしか入っていませんが使用していませんでした。
Z50を購入して、より気軽により身近にカメラがあることで撮影することがより楽しくなり、
また、その場の空気感を表現することはとても重要で写真の上達にも必要なことだと感じました。
この記事を読んでくれた方の中には、
Z50の購入で悩んでいる方もいるかもしれませんが、
このZ50は本当に楽しいカメラです。絶対に楽しめます。
自分はこのZ50を購入して本当に良かったと思っています。
これからも作例など定期的にアップしていこうと思っていますので、また見に来ていただければと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
Z50については、以下でも詳しくレビューしています。
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